KADOKAWA(角川株)ハッキング被害で大暴落。どこまで下がる?
本日、
KADOKAWA(角川株)ハッキング被害で大暴落。どこまで下がる?
という動画を公開しました。
資料などはオフィシャルサイトの方が見やすいので、こちらでKADOKAWA社について補足します♪
KADOKAWA(角川)と言えば、 出版・動画配信の超大手企業ですね。
2023年出版社別売上ランキングでは、
1位の講談社(販売金額、約30.5億円)に続き、KADOKAWAは2位(同、約28億円)、3位集英社(約25.4億円)と出版社としても国内2位を誇っています。
角川は1945年に出版社として創業され、1998年に東証二部に上場、2004年東証一部へ移行、2014年にドワンゴと経営統合。現在は東証プライム市場に上場しています。
24年3月期のセグメント別売上構成比は、主力の出版・IP創出は52.9%、アニメ・実写映像は17.2%、ゲーム9.4%、Webサービス8%、教育・EdTechは5%、その他7.6%となっています。
教育・EdTech 事業で擁している、N高、S高は東大1名、京大3名、早慶上理155名合格というニュースで高校の在り方に革命を起こしています。
2024年大学合格実績は国公立大170名、有名私立大1954名、海外大138名の合格者を輩出するなど、新規の分野も躍進しており、2025年4月にはオンライン大学「ZEN大学」の開学を目指しています。
さて、今回、6月8日にランサムウェア(身代金要求型ウイルス)攻撃を受けてサービス停止となっている「ニコニコ動画」ですが、こちらは売上高の8%を占めるWebサービスに位置付けられています。
ニコニコユーザ数は24年3月末現在で9878万人、うち、プレミアム会員数は117万人となっています。
現在、ランサムウェアグループ「Black Suit」からとされる掲示文書がネット上に広がっており、大きな注目を集めています。
真偽不明ではありますが、
犯行グループは、約1.5TBのデータをネットワークから取得しており、
・各種契約書、法的書類
・メール、データ使用量、使用したリンク情報などのプラットフォームユーザー関連データ
・従業員の個人情報、支払い、契約、メールなどのデータ
・事業計画に関わる情報やプロジェクト関連データ
・各種財務データや、その他、内部専用書類および機密データ
などをダウンロードし、ネットワークを暗号化したとのことです。
28日には、KADOKAWA社からも「ランサムウェア攻撃による情報漏洩に関するお知らせとお詫び」というリリースを発表し、以下の情報の外部流出を確認したとのことです。
【取引先情報】
● 楽曲収益化サービス(NRC)を利⽤している⼀部のクリエイターの個⼈情報
● ⼀部の元従業員が運営する会社の情報
● 取引先との契約書、⾒積書など
【社内情報】
● 株式会社ドワンゴ全従業員の個⼈情報(契約社員、派遣社員、アルバイト、⼀部の退職者含む)
● 株式会社ドワンゴの関係会社の⼀部従業員の個⼈情報
● 社内向け⽂書
身代金のXデーは7月1日とも報じられており、営業日ベースで前日となる6月28日(金)には、それまで買い支えられていた様相の株価も前日比-8%と、ランサムウェアショックの安値を大きく切り下げる展開となっています。
チャートなどは動画にてコメントしていますので、続きは動画をご視聴ください♪
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