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アリババ(BABA)の株価は今後どうなる?AI投資で復活する中国テック巨人の全貌

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目次

はじめに

中国のテクノロジー企業、アリババグループ(Alibaba Group、ティッカー:BABA)をご存じでしょうか?2020年にAnt GroupのIPO中止や中国政府からの規制圧力を受け、株価は大きく下落しました。しかし現在、この巨大企業が「AI(人工知能)」分野で静かに、しかし確実に存在感を高めているのです。

「もうアリババは終わったのでは?」「中国株はリスクが高すぎる」と感じている方も多いかもしれません。けれども、最新のデータを見ると、アリババは8四半期連続でAI関連プロジェクトが3桁成長を達成しており、クラウド事業も前年比26%成長という力強い数字を叩き出しています。

この記事では、アリババが今どんな状況にあるのか、そしてこれから投資を考える上で何に注目すべきかを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。数字や専門用語が出てきても、身近な話題に置き換えながらお伝えしますので、安心してお読みください。

アリババの現在地:逆境を乗り越えてAI大手へ

2020年からの苦難の道のり

2020年10月、アリババの株価は 過去最高値の319ドル を記録しました。ところがその直後、創業者ジャック・マー氏の発言をきっかけに、中国政府から厳しい規制が入ります。関連会社Ant Groupの大型上場は突然中止され、アリババ本体にも独占禁止法違反で巨額の罰金が科されました。

その結果、株価はピークから約50%下落し、時価総額にして 4,000億ドル以上(日本円で約60兆円以上) もの価値が失われました。多くの投資家が「中国のテック企業はもう危ない」と感じたのも無理はありません。

AI投資で静かなる復活を遂げる

しかし、アリババは黙っていませんでした。2023年にエディ・ウー氏が新CEOに就任すると、会社は 「ユーザーファースト」 と 「AI駆動」 という明確な方針を打ち出します。2025年の年初には 530億ドル(約8兆円) という巨額のAI投資を発表し、9月にはさらなる追加投資も明らかにしました。

その成果は数字にも表れています。2025年8月に発表された決算では、クラウド部門が前年比 26%成長 、AI関連プロジェクトに至っては 8四半期連続で100%以上の成長 を記録しています。これは、アリババがただ生き残っただけでなく、むしろ新たな成長ステージに入ったことを示しています。

注目のAIモデル「Qwen」とは?

アリババが開発している 「Qwen(チューウェン)」 というAIモデルをご存じでしょうか?これは、ChatGPTのような言語を理解して文章を生成するAIで、しかも オープンソース として世界中に公開されています。

オープンソースというのは、誰でも自由に使えて改良もできる、という意味です。例えるなら、料理のレシピを無料で公開して、みんなで改良しながらより美味しい料理を作っていくようなイメージです。この戦略により、Qwenは世界中の開発者から支持され、 グローバルで最も人気のある開発者向けモデルの一つ となっています。

2025年1月の春節(旧正月)休暇中、わずか8日間で競合する新しいAIモデルに対応したという逸話もあり、その開発スピードと技術力の高さが注目されています。

アリババの事業構造と収益の柱

多角的なビジネスポートフォリオ

アリババと聞くと「中国版Amazon」というイメージを持つ方が多いかもしれません。確かにネット通販(Eコマース)が収益の約50%を占めていますが、実は非常に多角的なビジネスを展開しています。

中国Eコマース事業(約50%): タオバオ(Taobao)やTmallといったショッピングサイトを運営しています。日本で言えば楽天市場とAmazonを合わせたような存在です。安定した成長を続けており、前年比約10%の伸びを維持しています。

クラウド・AI事業(約11%): ここが今最も注目されている部門です。企業向けにクラウドサーバーやAIサービスを提供しており、前年比 26%成長 という急拡大を見せています。中国国内のクラウド市場では シェア36% を握るトップ企業です。

国際事業(約14%): 海外でのEコマースやクラウドサービスを展開しています。前年比19%成長と堅調で、アジア太平洋地域でも首位のポジションを確立しています。

デジタルメディア・エンターテインメント(約5%): 動画配信サービスなどを提供していますが、こちらは成長が鈍化しています。

その他(約20%): 物流サービスや決済サービスなど、様々な関連事業を含みます。

収益構造の質的な変化に注目

投資家が特に注目すべきポイントは、 収益構造の質的な変化 です。従来の柱であったEコマース事業は安定成長ですが、利益率の高いクラウド・AI事業が急拡大しています。

例えるなら、八百屋さんが野菜を売るだけでなく、野菜の育て方をコンサルティングするサービスを始めて、そちらが大きく伸びている、というような状況です。クラウドやAIサービスは一度システムを構築すれば、追加のコストをかけずに多くの顧客にサービスを提供できるため、利益率が高いビジネスモデルなのです。

調査会社マッキンゼーの予測によれば、2030年までに中国のクラウド市場は 900億ドル規模(約13兆円) まで拡大する見込みです。アリババはこの成長市場でトップシェアを持っており、今後の伸びしろが期待できます。

最新決算と財務状況をチェック

直近の業績ハイライト

2025年11月時点での株価は 161.40ドル 、時価総額は約 3,900億ドル(約58兆円) です。前日比では+0.42%とわずかに上昇しています。

直近の決算では、1株あたりの利益(EPS)が 2.07ドル と予想されており、前年同期の0.77ドルから大幅に改善する見込みです。これは、AI投資が徐々に収益に結びついてきていることを示しています。

フリーキャッシュフローがマイナス?その理由とは

財務諸表を見ると、フリーキャッシュフロー(FCF)が マイナス188.2億元 となっています。「え、赤字なの?」と心配になるかもしれませんが、これは必ずしも悪いニュースではありません。

フリーキャッシュフローとは、簡単に言えば「会社が自由に使えるお金がどれだけ残っているか」を示す指標です。これがマイナスということは、稼いだお金以上に投資をしている、という意味です。

アリババの場合、クラウドインフラの増強やAI技術の開発、そして即配サービス(Taobao Instant Commerce)への投資に積極的にお金を使っています。これは将来の成長のための 「種まき」 であり、短期的な利益よりも長期的な成長を優先している証拠と言えます。

例えるなら、農家が収穫したお米を全部売らずに、一部を次の年の種籾として取っておくようなものです。今年の収入は減りますが、来年以降の収穫を増やすための賢い判断なのです。

自社株買いが示す経営陣の自信

注目すべきは、アリババが積極的に 自社株買い を進めていることです。2025年第2四半期だけで 8.15億ドル(約1,200億円) 分の自社株を買い戻しており、今後も 193億ドル(約2.9兆円) の買い戻しプログラムが残っています。

自社株買いというのは、会社が市場から自社の株を買い戻すことです。株の数が減れば、一株あたりの価値が高まります。そして何より、経営陣が「今の株価は会社の本当の価値よりも安い」と考えているメッセージでもあります。

自分の会社の株を高いと思っているなら、わざわざ買い戻したりしませんよね。この大規模な自社株買いは、アリババ経営陣の自信の表れと見ることができます。

競合との比較:グローバルAI・クラウド市場での立ち位置

世界のクラウド市場での位置づけ

アリババのクラウド事業を理解するには、世界の競合と比較するとわかりやすいでしょう。

グローバル市場では、Amazon(AWS)が約32%のシェアでトップ、続いてMicrosoft(Azure)が23%、Google(GCP)が11%と、米国企業が上位を占めています。アリババクラウドは アジア太平洋地域で約6%のシェア ですが、 中国国内では36%で首位 という強固な地盤を持っています。

クラウド事業の成長率を見ると、Azureが約31%、GCPが約28%、AWSが約19%で成長している中、アリババクラウドは 26%の成長 を記録しており、グローバル大手に引けを取らないスピードで拡大しています。

アリババの差別化ポイント

アリババが他の企業と違うのは、主に3つの点です。

1. オープンソース戦略

AmazonやMicrosoftは自社のAI技術をクローズド(非公開)で開発していますが、アリババは 「Qwen」 を オープンソースとして公開 しています。これにより、世界中の開発者がQwenを使って様々なアプリケーションを作ることができ、結果としてアリババのエコシステム(関連サービスの輪)が急速に拡大しています。

また、中国政府の規制環境下では、海外企業のクローズドなAIサービスよりも、国内企業のオープンなAIの方が使いやすいという事情もあります。

2. 中国市場での圧倒的な存在感

中国という巨大市場で36%のシェアを持つことは、非常に大きなアドバンテージです。中国語や中国文化に特化したサービスを提供できるため、海外企業が参入しにくい領域を押さえています。

人口14億人を超える中国で、クラウドやAIの利用がこれから本格化していくことを考えると、この市場での強さは将来の成長を約束するものと言えます。

3. 開発スピードとコスト効率

2025年1月、中国のスタートアップDeepSeekが新しいAIモデル「R1」を発表しました。すると、アリババはわずか8日間(しかも春節休暇中)で、これに対抗できる性能のQwen2.5を開発したのです。

この開発スピードと、低コストで高性能なAIを作る技術力は、グローバル市場でも十分に通用する強みとなっています。

主要パートナーシップとビジネス展開

BMW:2026年から車にAI搭載

アリババのAI技術が実際にどう使われるか、わかりやすい例がドイツの自動車メーカーBMWとの提携です。2026年から、BMWの車に Qwen LLM(大規模言語モデル) が搭載される予定です。

これにより、車の中で自然な会話でナビゲーションを操作したり、レストランを予約したり、車の状態を質問したりできるようになります。まるでSF映画のような世界が、もうすぐ現実になるのです。

このパートナーシップは、アリババのAI技術が世界的な大企業に認められた証であり、今後さらに多くの企業との提携が期待されます。

Apple:中国でのAI統合の可能性

もう一つ注目されているのが、Appleとの協議です。Appleは中国市場でiPhoneにAI機能を統合する際、アリババの技術を使う可能性を検討していると報じられています。

まだ正式決定ではありませんが、もし実現すれば、中国で販売される何千万台ものiPhoneにアリババのAIが搭載されることになります。これは収益面でも、ブランドイメージの面でも、計り知れないインパクトがあるでしょう。

オープンソースコミュニティ「Modelscope」

アリババは 「Modelscope」 というAI開発者向けのプラットフォームを運営しています。ここには 約1,600万人の開発者 が参加していると言われており、世界中のエンジニアがアリババのAIツールを使って様々なアプリケーションを開発しています。

これは、AppleがApp Storeで成功したのと似た戦略です。多くの開発者が集まれば集まるほど、より多様で便利なサービスが生まれ、それがさらに多くのユーザーを引き寄せる、という好循環が生まれます。

投資する上でのリスクをしっかり理解する

地政学的リスク:最も大きな懸念材料

アリババへの投資を考える上で、最も大きなリスクは 地政学的な不確実性 です。

中国政府の規制リスク

2020年から2021年にかけて、中国政府はテック企業への規制を大幅に強化しました。この圧力は現在は落ち着いていますが、 再発リスクはゼロではありません

習近平国家主席率いる中国政府の政策は時に予測が難しく、突然の政策変更によって企業活動が制約されるリスクがあります。2025年2月にジャック・マー氏が習主席との企業家会合に参加したことは関係改善の兆しとも取れますが、確証はありません。

米中関係の影響

もう一つの懸念は、米中関係の悪化です。アメリカと中国の対立が深まれば、関税引き上げや技術輸出規制の強化などが起こる可能性があります。

ただし、アリババの場合、国際事業は収益全体の わずか14% に過ぎません。ビジネスの大半は中国国内で行われているため、米中関係の影響は比較的限定的と言えます。

また、アメリカ市場に上場しているADR(米国預託証券)の上場廃止リスクも以前は懸念されましたが、2024年に会計検査の問題が解決され、このリスクは大きく低下しています。

競争リスク:激しい市場環境

中国国内の競合

中国国内では、TikTokの親会社ByteDance(バイトダンス)、テンセント、バイドゥといった強力なライバルがAI・クラウド市場でしのぎを削っています。特にByteDanceは若い世代に強い影響力を持ち、AI技術でも急速に力をつけています。

グローバル競合との技術格差

グローバル市場では、AWS、Azure、Google Cloudといった巨人が君臨しています。これらの企業は莫大な研究開発費を投じており、技術的な差が開く可能性もあります。

新興企業の台頭

2025年1月に話題になったDeepSeekのように、中国では次々と有望なAIスタートアップが登場しています。こうした新興企業が革新的な技術を開発すれば、既存企業のポジションが脅かされる可能性もあります。

その他のリスク要因

マクロ経済の影響

中国経済全体の成長が鈍化しており、GDP成長率も以前ほどの勢いはありません。不動産セクターの不振や消費者信頼感の低迷が続けば、Eコマース事業にも影響が出る可能性があります。

AI投資の収益化までの時間

巨額のAI投資が実際に収益として返ってくるまでには時間がかかります。その間、フリーキャッシュフローがマイナスの状態が続く可能性があり、短期的には投資家の懸念材料となるかもしれません。

株価の見通しと投資戦略

現在の株価は割安か?バリュエーション分析

アリババの株価を評価する上で、いくつかの指標を見てみましょう。

PER(株価収益率) は約12~15倍です。これはS&P500(米国の代表的な株価指数)の平均20倍と比べてかなり低い水準です。単純に比較すれば、アリババは 割安 と言えます。

過去最高株価の319ドルから見ると、現在の161ドルは約50%も安い水準です。この下落の主な要因は、中国政府の規制リスクに対する 「リスクプレミアム」 (危険な分だけ安く評価される)と考えられます。専門家の推計では、このリスクプレミアムは 15~20% 程度と見られています。

投資銀行モルガン・スタンレーの2025年5月のレポートでは、中国のAI投資は2030年までに 52%のリターン をもたらす可能性があると予測されています。また、アナリストのコンセンサス(平均的な見方)では、今後12ヶ月で 20~30%の株価上昇 の余地があるとされています。

投資家タイプ別の推奨ポジション

投資には様々なスタイルがあります。自分の投資スタイルに合わせて、アリババをポートフォリオ(資産の組み合わせ)にどう組み込むかを考えましょう。

積極的な成長投資家: AI成長というテーマに乗りたい、大きなリターンを狙いたい方は、ポートフォリオの 3~5% 程度の配分が推奨されます。

バリュー投資家: 割安な株を見つけて投資するスタイルの方にも、低PERと高い本質的価値を持つアリババは魅力的です。 2~4% の配分が適切でしょう。

配当重視の投資家: アリババの配当利回りは約0.4%と低いため、配当収入を重視する方には向いていません。配分は 0~1% 程度に抑えるべきでしょう。

リスク回避型の投資家: 地政学的リスクを避けたい方には、アリババへの投資は推奨されません。配分は 0% が妥当です。

どのタイプであっても、ポートフォリオ全体の 5%以下 に抑えることで、リスクを適切に管理することが重要です。

具体的なエントリー・エグジット戦略

投資のタイミングと出口戦略について、具体的なプランを立てましょう。

買い推奨レベル

一度に全額投資するのではなく、 段階的に購入する ことをお勧めします。

  • 第1トランシェ(最初の購入): 現在価格の161ドル付近で、予定投資額の50%を購入
  • 第2トランシェ(2回目の購入): もし株価が145~150ドルまで下落したら、残りの50%を購入
  • 目標平均取得価格: 150~155ドル

こうすることで、株価が下がった時にも「買い増しのチャンス」と前向きに捉えることができ、平均取得単価を下げることができます。

利益確定目標

投資期間に応じて、以下のような目標を設定すると良いでしょう。

  • 短期(6~12ヶ月): 190~200ドル(+18~24%)
  • 中期(18~24ヶ月): 220~240ドル(+36~49%)
  • 長期(3~5年): 280~320ドル(+74~98%)

目標価格に達したら、少なくとも一部を利益確定することで、確実にリターンを手にすることができます。

ストップロス(損切り)設定

リスク管理のために、 損切りライン を決めておくことも重要です。

  • 初期設定: 135ドル(-16%)で損切り
  • 段階的引き上げ: 株価が上昇して利益が出た段階で、損切りラインを購入価格(ブレークイーブン)に引き上げる

こうすることで、大きな損失を避けつつ、利益を守ることができます。

リスクヘッジの方法

地政学的リスクに備えて、いくつかのヘッジ(保険)戦略も検討しましょう。

プットオプションの購入: オプション取引に慣れている方は、10~15%程度株価が下がったところで権利行使できるプットオプションを購入することで、下落リスクをヘッジできます。

セクター分散: アリババだけでなく、米国のクラウド株(Amazon、Microsoft、Google)にも分散投資することで、地政学的リスクを軽減できます。

香港市場での購入: アリババは香港市場にも上場しています(ティッカー:9988.HK)。こちらで購入すれば、為替リスクの管理や、米中対立によるADR上場廃止リスクの軽減にもつながります。

今後の株価を動かすカタリスト(きっかけ)

短期的なカタリスト(3~6ヶ月)

アリババの株価を短期的に動かす可能性のあるイベントをチェックしましょう。

2026年第2四半期決算発表(2025年11月): AI関連収益の加速が確認されれば、市場は好感し株価上昇のきっかけになるでしょう。逆に期待外れの数字が出れば、短期的な下落もあり得ます。

中国政府の景気刺激策: 中国政府が消費促進のための政策を拡大すれば、Eコマース事業にプラスとなります。

米中関税交渉の進展: トランプ政権との対話が改善すれば、中国株全体にポジティブな影響があります。

中期的なカタリスト(6~18ヶ月)

BMW車載AI実装開始(2026年): BMWの車にQwenが実際に搭載されることで、アリババのAI技術の実用性が証明されます。

Apple中国でのAI統合発表: Appleとのパートナーシップが正式に発表されれば、大きなサプライズとなるでしょう。

Qwenの商用化加速: オープンソースで公開しているQwenから、どのように収益を上げるかのモデルが確立されれば、投資家の信頼が高まります。

自社半導体の量産: 現在、AIの計算には主にNvidiaのGPUが使われていますが、アリババが自社で半導体を開発・量産できれば、コスト削減と技術的な独立性が高まります。

長期的なカタリスト(18ヶ月以上)

中国クラウド市場の900億ドル達成(2030年): 市場全体の拡大により、トップシェアのアリババは大きな恩恵を受けます。

ADR上場問題の完全解決: 米中間の会計検査問題が完全に解決され、リスクプレミアムが縮小すれば、株価の再評価につながります。

Eコマース事業の再加速: 中国経済が回復し、消費者信頼感が戻れば、主力のEコマース事業も再び加速するでしょう。

まとめ:アリババは「条件付き買い」

投資を推奨する5つの理由

  1. AI・クラウドの成長波に乗っている: 8四半期連続で3桁成長という実績は本物です。

  2. バリュエーションが魅力的: PER 12~15倍は、米国テック株と比較して明らかに割安です。

  3. 経営陣の自信: 大規模な自社株買いプログラムは、経営陣が株価の上昇を信じている証拠です。

  4. 中国AI市場でのリーダーシップ: 36%のシェアと、政府の支援が期待できる戦略的な位置づけ。

  5. オープンソース戦略の差別化: 世界中の開発者を巻き込むエコシステムは、長期的な競争優位性を生み出します。

慎重姿勢が必要な4つの理由

  1. 地政学的な不確実性: 中国政府の規制リスク、米中関係の変動は予測が難しい。

  2. 短期的な収益性の圧迫: フリーキャッシュフローのマイナスは、投資家の不安材料になる可能性。

  3. AI投資の収益化までの時間: 巨額投資が実際に利益として返ってくるまで、時間がかかる。

  4. マクロ経済環境: 中国経済の減速は、全体的な事業成長に影響を与える。

最終的な投資判断

アリババは、 地政学的リスクを許容できる投資家 にとって、AI成長というテーマへの露出と割安なバリュエーションを併せ持つ、稀有な投資機会を提供しています。

ただし、ポートフォリオの 5%以下 に抑え、 段階的なエントリーヘッジ戦略 を併用することが重要です。一度に大きく投資するのではなく、リスクを管理しながら慎重に進めることをお勧めします。

今すぐやるべきこと

  1. 決算発表を確認: 2025年11月25日の決算発表後の株価反応を見守りましょう。
  2. 段階的に購入: 145~161ドルのレンジで、予算を分けて買い増しを検討してください。

  3. リスク管理: プットオプションなどでダウンサイド(下落リスク)を保護することも検討しましょう。

  4. 定期的な見直し: 四半期ごとにポートフォリオをリバランスし、地政学的リスクの変化を監視してください。

アリババへの投資は、リスクとリターンのバランスを理解した上で、慎重に進めることが成功への鍵となります。この記事が、あなたの投資判断の一助となれば幸いです。


免責事項: 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。株式投資にはリスクが伴い、元本を失う可能性があります。

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