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2025年3月11日(火)の日本株概況と騰落率ランキング

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2025年3月11日(火)の日本株概況

本日の東京株式市場は日経平均株価が前日比235円安の3万6793円と反落した。前日の米国市場でナスダック総合株価指数が4%の急落となったことや、為替が一時1ドル=147円台まで急激な円高に振れたことが嫌気され、寄り付き直後は1000円超の急落となり、一時は心理的節目の3万6000円台を割り込んだ。しかし、前場取引中盤を境に戻り足に転じ、後場は押し目買いや空売り筋の買い戻しを誘発してほぼ一貫して下げ幅を縮小。日経平均はマイナス圏ながらこの日の高値で引けており、下ヒゲを伴う陽線で目先の底打ちを意識させる展開となった。

ただし、今回の急落がAIアルゴリズムのアンワインドによる需給主導の動きであることを考えると、これが本格的な調整局面の終着点であると判断するのは時期尚早である。実際、米国市場の不安定さは継続している。トランプ前大統領による関税引き上げ政策や、イーロン・マスク氏のウクライナ向けスターリンクサービス遮断の可能性に関する発言が市場のリスク警戒感を強めている。米経済の先行きについても楽観論が後退しつつあり、トランプ氏自身が「景気後退」の可能性を完全に否定しなかったことが投資家心理を悪化させている。これまで経済の底堅さが評価されてきた米国市場だが、景気後退入りの懸念が具体化すれば日米市場とも更なる調整局面入りを覚悟する必要がある。

また、本日の東京市場では半導体関連が後場から急速に買い戻され、アドバンテストやディスコがプラス転換した点は注目に値する。売買代金は5兆4000億円台を記録し、2月28日以来の高水準。短期的な売り圧力は一巡したとの見方もあるが、今後も米経済指標や米政治リスク動向を睨んだ神経質な展開は避けられないだろう。

2025年3月11日(火)の値上がり率ランキング(上位10銘柄)

1位
2586 フルッタフルッタ
+25.00%
アサイー飲料メーカーである。同社は2月に今期経常利益見通しを従来比6.5倍に上方修正しており、業績好調を改めて評価する動きが再燃した。

2位
254A AIフュージョンキャピタルグループ
+24.41% ストップ高
投資事業会社。3月11日に総額5億円規模でビットコインを購入する決議を発表した。暗号資産への積極的な投資姿勢が市場で好感され、投機資金が集中。

3位
9384 内外トランスライン
+23.29% ストップ高
国際貨物輸送業者。投資ファンドによる株式公開買付け(TOB)の開始が発表され、非上場化に向けた動きが株価を押し上げた。TOB価格にサヤ寄せする形でストップ高まで買われた。

4位
7806 MTG
+20.36% ストップ高
美容・健康機器メーカー。第1四半期(10~12月)経常利益が前年同期比4.3倍に急増し、通期予想も約40%上方修正して7期ぶりの最高益更新見通しと発表した。好決算を受けて投資家の買いが殺到。

5位
4073 ジィ・シィ企画
+19.69% ストップ高
デジタル広告・決済システム企画会社。決済サービス大手のトランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)との資本業務提携強化およびTMNによる株式取得(筆頭株主への異動)を発表。提携深化によるシナジー期待が高まり、買いを集めた。

6位
3747 インタートレード
+17.78% ストップ高
金融取引システム開発会社。証券・FXシステムに加え暗号資産取引プラットフォーム事業も手掛ける。Fireblocksとの戦略的パートナーシップ発表が材料視された。Web3分野での事業展開期待から買いが集まった。

7位
7623 サンオータス
+16.10% ストップ高
ガソリンスタンド運営や自動車販売等を展開。前日に2025年4月期第3四半期決算を発表し、収益改善傾向が示唆されたことで見直し買いが入ったとの見方がある。株価指標の割安さも意識され、急伸。

8位
9972 アルテック
+15.79%
包装機械や産業機械を扱う商社。株価純資産倍率(PBR)が0.3倍台と極めて低水準で、自社株買いなど株主還元策への思惑も浮上。資産価値に対して株価が割安との見方から価値株として投資資金が流入。

9位
9327 イーロジット
+15.63%
EC物流支援サービス企業。直近まで株価下落が続いていたが、この日は短期資金によるリバウンド狙いの買いが集中した。小型低位株としての物色余地が意識され、大幅高。

10位
141A トライアルホールディングス
+13.73%
ディスカウントストア大手。「スマートストア」戦略としてAIカメラやIoT活用による店舗運営効率化に注力しており、将来的な収益力向上への期待が高まった。一部では業界再編の思惑も取り沙汰され、株価急騰に拍車が掛かった。

2025年3月11日(火)の値下がり率ランキング(上位10銘柄)

1位
5616 雨風太陽
-17.76%
地方創生アプリ事業などを展開するが、先行投資負担で業績低迷が続く。同社株は直前まで急騰していただけに、この日は利益確定売りが集中。超高水準のPBR(9倍超)による割高感も敬遠され、急落。

2位
2301 学情
-13.18%
就職情報サービス大手。前日に発表した2025年10月期第1四半期(11~1月)決算で営業赤字に転落した。想定外の赤字計上で通期業績への不透明感が強まり、失望売りによって株価は急落。

3位
2375 ギグワークス
-10.28%
IT人材派遣・ギグワーク支援サービス。前日発表の決算では主力のシェアリングエコノミー事業が順調とされたものの、依然として収益改善には時間を要するとの見方が強い。材料出尽くし感から売りが優勢となり、大幅安。

4位
5253 カバー
-9.22%
バーチャルYouTuber(VTuber)事業を手掛ける。同社株は昨年来上昇基調にあったが、高値圏に対する警戒感から利益確定売りが出た。業績拡大期待は根強いものの、短期的な過熱感の解消で調整局面となった。

5位
6721 ウインテスト
-8.45%
半導体検査装置メーカー。直前まで半導体関連株への物色が続いていた反動で、この日は売りに押された。株価水準が低い小型株ながら業績回復には時間がかかるとの見方もあり、投資資金の逃げ足が速く下落率上位となった。

6位
4417 グローバルセキュリティエキスパート
-8.24%
サイバーセキュリティサービス企業。サイバー攻撃増加を追い風に株価は上昇していたが、目先の材料出尽くし感から利益確定売りに転じた。PERが高水準(約35倍)であることもあり、金利上昇局面では割高銘柄として売り圧力がかかりやすい。

7位
4238 ミライアル
-7.58% 
半導体製造用容器メーカー。半導体関連株全般の調整局面で同社株にも売りが波及した。前日までの株価上昇による過熱感から反動安となった面が強く、目新しい悪材料がない中でテクニカルな調整にとどまった。

8位
7760 IMV
-7.09%
振動試験装置メーカー。電気自動車(EV)関連の一角として直近物色されていたが、この日は関連セクター全体の調整に伴い売り優勢となった。短期間で株価が急伸していた反動もあり、下げがきつくなった。

9位
4902 コニカミノルタ
-6.98%
複合機・光学機器大手。既に今期業績予想を営業赤字へ下方修正しており、収益不安が株価の重しとなっている。新規事業としてAIソリューション分野に注力する方針を示すが、収益貢献には時間がかかるとの見方から売りが続いた。

10位
7527 システムソフト
-6.74%
ソフトウェア開発会社。人工知能関連銘柄として直前まで急騰していた反動で大きく値を下げた。短期資金による売買が過熱していた反動調整とみられ、材料欠乏下でボラティリティの高い値動きが続いている。

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